社長メッセージ青森クリエイト

社長メッセージ

ご挨拶

株式会社青森クリエイトは、わが国の原子力関連施設において高度なメンテナンス技術を手掛けている「株式会社アトックス」が、2002年10月六ヶ所村に設立しております。お陰様で今年は設立から20周年を迎えることが出来、顧客をはじめとしたすべてのステークホルダーの皆様に、心より感謝申し上げる次第です。
私は、資源の乏しい我が国にとって、また、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、原子力はなくてはならないものだと確信しております。これからも経営理念である「エネルギー関連産業の発展に寄与し、地域と社員の幸福に貢献します」を柱に、「日本原燃株式会社殿」が進められる核燃料サイクル事業により一層貢献し全社一丸となって取り組んで参る所存です。引き続き、皆様からのご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

社長へのインタビュー

-----------青森クリエイトをどんな会社にしたいですか？

一言でいうと働く社員ひとり一人にとって、“居心地がいい会社”にしたいと思っています。居心地がいいとは、決して仕事が楽だという意味ではありません。職場内の風通しや雰囲気がよく、働きやすい環境だということです。現在は売り手市場であり少子高齢化が進む我が国においては今後、益々求人難が予測されます。それだけに魅力ある企業にしなければならないと強く感じています。

-----------どうしたら雰囲気がよくなりますか？

まずはお互いの人格を尊重し「自分のためではなく、他者のために何かをする」といったような風潮をつくり出したいと思っています。例えば上司と部下の関係においても同様であり、日頃から部下のことを一番に思って行動する上司は部下との関係も自然と良くなり、職場全体の雰囲気もよくなります。

-----------なぜ雰囲気づくりを重要視されるのですか？

結論から言うと、よい仕事をする条件はよい職場環境から生まれると思っているからです。風通しの悪い職場は効率も悪く、無駄なことが多いと思います。ひとつのプロジェクトを成功させるにはお互いの信頼関係が最も重要だと感じているからです。

-----------今後どの様なことを強化したいですか？

そうですね。私が最も強化したいことは社員の教育・訓練です。企業は10年先、20年先の将来を見据えた人財の確保や育成が必要です。社内の階層別研修や外部研修を充実させ質を向上させるとともに、将来を担う優秀な人財を数多く育成したいと考えています。特に外部研修では我々と異なる業種の方と接することにより、自身の社会での立場を確かめる、よい機会を与えたいと考えています。
また、リクルートについては求人難が叫ばれる中、お陰様で2022年度は11名の新卒者をお迎えすることが出来ました。御入社いただいた皆さんには数年後「青森クリエイトに入って本当によかった」と思っていただけるよう、経営努力を積み重ねたいと思っております。

-----------なぜそう思われるのですか？

当社は他の製造業などとは異なり、業態が労働集約型の企業です。特に役務を提供する場が多く、常にお客様や協力企業様などとのコミュニケーションが必要となります。しかしそれを実施するのはあくまで“人”です。だから人の質を磨く必要があります。当社にはふたつのアイデンティティーがあり、設立から今日に至るまで変えておりませんし、私も今後変えるつもりはありません。今後も「青森クリエイトの社員は誠実で仕事はキチンとしてくれる」とお客様からお褒めを頂けるよう、精進して参ります。

-----------会社の方針の中で最も重要だと思うことはなんでしょうか？

やはり安全最優先だということです。いくらよい出来栄えの現場でも、一度災害が発生した現場は決して褒められるものでありません。無事故・無災害を達成し、質の高い完成工事を提供するのが我々請負事業者の大きな使命だと考えます。
また私の最も重要なミッションとして「社員の命と生活を守る」ということがあり毎日一生懸命働いてくれている社員を、無事ご家族の許に返すのが私の大きな役割だと思っております。そのためにも安全を絶対に軽視してはならないと心に誓っていますし、これからもその考えは変わることがないと思います。

-----------最後に趣味を教えてください。

趣味はいつまで経っても上手にならないゴルフです。ただ私の場合、ゴルフはコミュニケーション作りの一環であり、ゴルフによってお知り合いになれた方々が沢山おられます。このように考えればゴルフをやってきて本当によかったと思いますし、私にとっては掛け替えのない財産であるとも言えます。これからも身体が元気な内は、是非続けて行きたいと思います。

-----------大変貴重なご意見ありがとうございました。